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免疫抑制・化学療法施行例におけるHBV再活性化発生の現状と効率的予防管理―一病院における8年間の前向き検討

野ツ俣, 和夫 ; 松川, 弘樹 ; 山川, 元太 ; 野村, 能元 ; 野村, 佳克 ; 上田, 晃之 ; 真田, 拓 ; 渡邊, 弘之 ; 登谷, 大修

日本消化器病学会雑誌, 2021/11/10, Vol.118(11), pp.1038-1046

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免疫抑制・化学療法施行例におけるHBV再活性化発生の現状と効率的予防管理―一病院における8年間の前向き検討
Autor: 野ツ俣, 和夫 ; 松川, 弘樹 ; 山川, 元太 ; 野村, 能元 ; 野村, 佳克 ; 上田, 晃之 ; 真田, 拓 ; 渡邊, 弘之 ; 登谷, 大修
Assuntos: HBc抗体単独陽性 ; HBV再活性化 ; ステロイド ; リツキシマブ ; 前向き検討
É parte de: 日本消化器病学会雑誌, 2021/11/10, Vol.118(11), pp.1038-1046
Descrição: 8年間の免疫抑制・化学療法例のHBV再活性化発生状況を前向きに検討した．HBV既往感染1516例中，31例のHBV再活性化が発生した．毎年年間1～7例，8科の複数科に発生しており，リツキシマブ例から8例，抗悪性腫瘍剤例から10例，ステロイド例から10例，DAA例から3例の発生であった．累積HBV再活性化率は，1年1.2％，2年2.3％，3年3.4％であり，リツキシマブ使用例，ステロイド使用例，HBc抗体単独陽性例で有意に高い結果であった．免疫抑制・化学療法中のB型既往感染からのHBV再活性化発生状況を明らかにした．病院全体での厳重な注意，取り組みが必要であると思われた．
Editor: 一般財団法人日本消化器病学会
Idioma: Japonês

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