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長期留置型ダブル・ルーメンカテーテル (SOFT-CELL) の使用実績: カテーテルの至適留置位置の検討を中心に

稲津, 昭仁 ; 清水, 潤 ; 大江, 良子 ; 大嶋, 智 ; 大道, 雄一郎 ; 久保田, 孝雄

日本透析医学会雑誌, 2002/09/28, Vol.35(10), pp.1343-1347

一般社団法人 日本透析医学会

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  • Título:
    長期留置型ダブル・ルーメンカテーテル (SOFT-CELL) の使用実績: カテーテルの至適留置位置の検討を中心に
  • Autor: 稲津, 昭仁 ; 清水, 潤 ; 大江, 良子 ; 大嶋, 智 ; 大道, 雄一郎 ; 久保田, 孝雄
  • Assuntos: カテーテル造影 ; 至適留置位置 ; 血流速度 ; 透析効率 ; 長期留置型ダブル・ルーメンカテーテル
  • É parte de: 日本透析医学会雑誌, 2002/09/28, Vol.35(10), pp.1343-1347
  • Descrição: 【目的】増大する血液透析患者の高齢化ならびに長期生存化に伴い内シャント作成・維持の困難な症例や, 心不全合併症例が増加している. そこで長期留置型カテーテルが選択使用される機会も増加しているが, 長期留置を可能とすべく至適留置位置や血栓閉塞の問題は明解ではない. 今回われわれは長期留置型カテーテル (SOFT-CELL) を5症例に長期 (継続中の, 35/16/15か月を含め) に安定使用し, その特徴を解析したので報告する. 【対象】年齢は55歳から94歳, 内シャント作成困難例4症例, 頻回シャントトラブル例1症例 (全例がnegative selection). 観察期間は6-35か月. 【方法】SOFT-CELLはいずれもDacron cuffが血管刺入部に近いタイプを選択した. 血管造影室で清潔操作下に右内頸静脈に挿入. 4例に19cm; 12.5 Frを, 1例に12cm; 12.5 Frを選択使用. 留置位置決定に (1) カテーテル造影, (2) 経皮血管エコーを施行し上大静脈から右房にかけ各部位の血流速度を測定, (3) 透析効率を評価した. 【結果】返血側先端が右房開口部近傍に留置された3症例は, 留置直後から脱・返血良好であり, 全例開存中である. 一方, 留置が高位の2症例は脱血不良となり, 1症例は抜去, 1症例はAV逆使用することとなった. 血流速度は右房開口部位で上大静脈高位部に比べ, 20-60cm/sec緩徐であった. Kt/Vは1.14-1.32を維持できた. 【考察】長期留置型カテーテルの留置位置は右房開口部が最良で, それには血管径, 呼吸による血管径変動およびカテ先端の血流速度が透析効率性や恒久性に寄与するものと推察された. また, 至適留置の選択はさらなる長期透析を可能にすると思われた.
  • Editor: 一般社団法人 日本透析医学会
  • Idioma: Inglês

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